そのたおおぜい

研究とか英語とかプログラミングとか

ロード・オブ・ウォーを見た

はい,二本目です.

 

 

 

どんな映画(3行で)

  • ニコラス・ケイジ演じるユーリーの武器商人としての半生を描いたもの.
  • 武器取引を題材にしていることもあってメッセージ性は強めだけど,コミカルな演出も多めで見やすい.
  • ラストシーンが秀逸.是非とも情報がない状態で見てほしい.

 

初っ端から銃で人が死んで,なんとなくヨルムンガンドのイメージが自分の中で出てきたんだけど(ヨルムンガンドは武器商人のマンガです),どちらかと言うとこっちは本当に武器の取引そのものにスポットを当てている感じ.あっちは人間が主役だけど,こっちは「武器商人」という立場が主役になっている気がする.

武器商人なんだから,要するに人を殺すことを手助けする仕事をしているわけで,それを描くんだから,当然人道的ではない場面とか,汚い場面(ドラッグ,セックス,あと流血沙汰)とかもたくさんある.テーマ・メッセージも決して軽いものではない.

でも,ゲラゲラ笑っちゃうような部分も同じぐらいたくさんあってだいぶ見やすいし面白い.スルスルッと最後まで見てしまう.

 

だが最後の最後に出てくるラストシーンは本当に重い.中盤までで描かれていた内容では,そりゃ武器商人なんだからそういうことするよね,という,ある程度想像できる範囲の内容だった.だから,言葉として適切かは分からないが,納得感がある展開の映画だったし,そのまま終わるんだと思っていた.

だが最後は違う.ぜんぜん違う.世界が抱えている業の深さを強く感じたし,武器商人の役割に対する印象が大きく変わるものだった.めちゃくちゃ面白い.ラストシーンでこの映画の株が一気に上がった.ぜひ色んな人に見てほしい.